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一難去ってまた一難?離乳食狂想曲

2019.03.08 |

 

生後半年頃から始める離乳食は、赤ちゃんにとって食の第一関門と言ってもいいでしょう。離乳食にまつわる苦労は挙げたらきりがない、というママパパも多いのでは?

徐々に大人の食事近づける時期

母乳やミルクしか口にしたことのない赤ちゃんにとって、果汁から入り、離乳食を食べることは未知の正解。いきなり口の中に異物を入れられ、吐き出して渋い顔をすることはよくあります。

この時期は離乳食から栄養を摂取するというよりは、いろいろな味や食感を体験させる時期と捉えましょう。

手づかみで豪快に食べるのも離乳食の一環。食に興味が沸くことが第一ですし、自分で食べられることの喜びが成長におおきく繋がっていきます。

とにかく日々ストレス・・・ママパパの苦労

せっかく手作りしても食べてくれない、お腹がすくのを待っていたら泣き出してしまい、諦めて母乳をあげた・・・。赤ちゃんの離乳食は大人の都合通りには行きません。

赤ちゃんはお腹の空く時間が一定していませんし、ある時間にあったら食べるとか出されたものを頂くのはマナーとか、社会性が備わっていません。
勝手気ままにふるまう赤ちゃんに翻弄されっぱなしです。

赤ちゃんは味が気に入らないだけではなく、食感が嫌い、スプーンやフォークの質感が嫌い、椅子に縛り付けられているのがいやなど、理由は様々。しかし言葉でのコミュニケーションが難しいため大人はあれこれ試しながら一喜一憂してしまいます。

ママパパと一緒に食卓を囲むだけでもOK

遊び食べが激しくなったら方付けましょう。日々台所を散らかされ、ストレスは頂点に。
また手作り神話呪縛にかられる必要はありません。安全安心のレトルトパウチや冷凍食品を上手く利用しましょう。

手間暇をかけることが愛情に繋がるという母親に対する無言の圧力はまだまだ存在します。でも自分がストレスフルにならないことの方が大切。
食事の時間に一緒に食卓を囲み、膝の上で楽しく過ごすだけでもいいのです。

赤ちゃんにとってママパパが笑顔でいてくれることはどんな離乳食にも勝る栄養素です。