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子どもの予防接種は予定通りに受けてOKです!

2020.05.22 |

新型コロナウイルスの感染防止のため、不要不急の外出はしないように言われている今、子供の要望接種を受けようかどうしようか、迷っている保護者の方は多いのではないでしょうか。
保育園でもこのような相談を受けているようです。

保護者が感染するのが一番怖い

少し前にフリーアナウンサーの赤江珠緒さんが新型コロナウイルスに感染し、2歳の子供の世話をしながら自宅で療養を続けたニュースは大きく取り上げられました。
もちろん、子供が感染することも避けたいですが、親が感染してしまうと子供の世話をする人がいなくなる、という現実が降りかかってきます。
高齢の両親に預けるのもリスクが高いです。
各自治体は、両親が感染してしまった場合、児童養護施設の一時預かりなどを利用するように通達しています。
しかし、医療機関や保健所に出向くことになるので、恐怖心を持っている人も多いでしょう。

予防接種は必要な外出。できれば早めに受けて!

小児科医は、予防接種は必要な外出。不要不急ではない、としています。
特に新生児は生後1ヶ月から半年くらいまではほぼ毎月予防接種を受ける必要があります。
無料で受けられる期間は長めに設定されていますが、できれば早めに接種してほしいとしています。

コロナ以外の病気のリスクも避けよう

小児科医は、「予防接種を受けることは不要不急の外出ではない、必要な外出」と呼びかけています。
特に新生児は生後1ヶ月から6か月頃までは毎月予防接種を受ける必要があります。無料で接種できる期間は長めに設けられていますが、接種可能な月齢になったら、はやめに摂取することが推奨されています。

ワクチンで防げる病気の中には、感染すると命にかかわったり、重い後遺症が残ったりする重大な疾患が多くあります。
未知の新型コロナウイルスも恐怖ですが、予防接種が必要な病気も相当怖いもの、という認識をもって、早めに受けてほしい、と小児科医は呼びかけています。

近所のかかりつけ医または保健所での集団接種、それぞれの注意点

近所のかかりつけ医で接種する場合

待合室には具合の悪い子供も多数います。クリニックによっては予防接種の時間帯と診察の時間帯を分けているところもあるので良く確認しましょう。
また、問診票をあらかじめ書いておく、混んでいるときには待合室の外で待つ、車の中で待機するなどもあり。
最近は待ち時間をスマホで確認できるクリニックが増えています。

保健所で集団接種する場合

BCGは集団接種をしている自治体が多く、保健所での集団接種は密になりがち。自治体によっては個別接種にしているところもあります。
また、今現在PCR検査の受付をしている保健所もあり、予防接種の規模を縮小している自治体もあります。
いずれもホームページなどで確認しましょう。

2020年5月11日(月)朝日新聞朝刊より出典