目指せ保育士!保育スクールパーフェクトガイド

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これからは幼稚園教論よりも保育士が必要とされる!

2020.01.24 |

保育士と幼稚園教論は、集団の子供に関わる仕事として、同じ様に思われているかもしれません。しかし、職種としては異なります。いったいどんな点が異なるのでしょうか。また、今後は保育志の方が圧倒的に必要とされることでしょう。

保育士は保育園などの乳幼児施設で働く、幼稚園教論は幼稚園で働く

保育園とは、日中仕事などで保育ができない保護者に代わって保育を担うところです。管轄は厚生労働省になります。
基本的に保育園や乳幼児施設は福祉施設。そのため、教育的な内容はあまり行われません。
近年は、園によっては教育的な内容を取り入れているところもあります。また、未就学児、0歳児~5歳児までを預かります。

一方幼稚園は教育機関。管轄は文部科学省になります。小学校に上がるまでの子どもをさまざまな準備期間として位置づけられています。預かる子どもは3歳児から5歳児です。

近年増えている認定こども園とは?

認定こども園とは、教育機関と保育機関の両方を一体的に担う施設で、幼稚園と保育園の両方の役割を担います。
働く親が増え、子供の数が減少しているのにもかかわらず定員割れがおこる幼稚園に対し、待機児童の解消がなかなか進まない保育園。
近年は幼稚園が子ども園に代わることが多いようです。
資格は基本的に幼稚園教論と保育士の両方を持っていることが原則です。しかし、園のタイプによって異なります。

●幼稚園型 認定こども園:発足が認可幼稚園で保育園の機能を追加した園。3歳未満を担当する場合は保育士資格が必須。3歳以上は無くてもOK。

●保育園型 認定こども園:発足が保育園で認可幼稚園の機能を追加した園。3歳未満を担当する場合は保育士資格が必須。3歳以上は無くてもOK。

●幼保連携型 認定こども園:認定こども園として新たに建てられた施設。幼稚園教諭・保育士両方必須。しかし、経過措置をもうけている

●地方裁量型 認定こども園:地域の規定などにより対応。認可外保育施設だが、都道府県が条例などによって定めている。3歳未満を担当する場合は保育士資格が必須。3歳以上は無くてもOK。

幼稚園教論よりも保育士が必要とされている訳

幼稚園で定員割れが起きているのは、共働きの保護者が増えたからです。幼稚園は9:00頃から始まり、14:00頃にお迎えに行かなくてはなりません。
給食は無いところが多くお弁当を持たせます。また、夏休み・冬休み・春休みなどもあり、働きながら預けるのはほぼ不可能。延長保育もありますが、別料金だったり、人数によってはすぐにいっぱいになってしまったりします。
要は、専業主婦が子供を預けるところであり、昭和型の保育施設と言えるでしょう。今後、幼稚園よりも保育園の方が必要とされるのは確実です。となると、保育士の方が需要が多いことは頷けます。

保育士であれば0歳児から2歳児までを預かることができますし、保育園だけではなく、他の施設でも働けます。
保育士の資格を持っていた方が働ける施設が多いということになります。例えば、乳児院・児童養護施設・児童家庭支援センターなどです。

これから子供に関わる仕事に就きたいと考えている方は、保育士の資格を取った方が、絶対に需要があるでしょう。