目指せ保育士!保育スクールパーフェクトガイド

目指せ保育士!保育スクールパーフェクトガイド menu

人気芸人のキンタロー。さんが妊娠・出産を経て今の思いを語った!

2020.10.23 |

2020年1月に第一子となる女児を出産した人気芸人のキンタロー。さん。妊娠・出産・新生児の育児を経て、1人の女性として感じる思いを3回にわたって新聞に連載し、共感を得ています。

仕事をすることは、とてもいい気分転換になった!

2019年に妊娠が分かった時は、「母体や赤ちゃんのために仕事をセーブしなければ」という思いと「常にメディアに出続けて結果を残さなければ忘れ去られてしまう」という不安が入り混じっていたそうです。
人気者ならではの悩みですし、求められる人しか残れない芸能界の厳しさが伝わってきます。

会社勤めをしている女性でも同じような思いを抱えている人はいるでしょう。「産休や育休を取って戻ってきた時に自分の居場所がなくなっているのでは」「同期や周りに後れを取るのでは、キャリアに影響するのでは」。
だからといって妊娠や出産をあきらめたくないし、後回しにするとリスクが伴うことは十分承知です。

キンタロー。さんは、出産直前まで仕事をつ続けることができました。今思うと、仕事はとてもいい気分転換になっていたとのことです。ずっと一人で家にいると、独りで不安な気持ちと向き合わなくてはなりません。仕事がある環境がとてもありがたかった、と語っています。

出産時にお世話になった「産後ケア施設」もっと広まれば・・・

キンタロー。さんは両親が既に他界しており、出産後に頼れる人がおらず、不安に思っていたそうです。そのため、妊娠が分かった時から産後ケア施設を調べておいたそうです。

出産は破水して緊急帝王切開になりました。予定日を過ぎても生まれる気配がなく、頭も大きめということもわかっっていたとのこと。産後ケア施設に申し込んでおいて本当に良かったですね。

今は一般家庭でも核家族化が進んでいますし、本人が高齢出産だと親も高齢で頼れないことも多いでしょう。
このように親族を頼れない妊婦さんが増えているとも聞かれます。産後ケア施設の存在がもっと知られ、特別ではなく普通に利用できるようになることを望んでいる、と語っています。

ママも自分の体や心をもっと大切にして!

初めての育児は分からないことだらけ。検診などで相談できる機会が少ないため、ブログの意見がとても参考になるとのこと。しかし時には厳しい意見もあるようです。
ネットにはさまざまな情報があふれており、自分で取捨選択することが大切で、全てを正面から受け取めないように心がけているそうです。

親になって初めて、自分の家族はもちろん、自分の体や心も大切にしなければならないと気付かされたとのことです。

女性は母親になった瞬間から人生が一変します。自分を大切にしよう、と思う暇もなく、ただ必死で日々が過ぎていくことでしょう。
そんな時にふと立ち止まって、心と体を休める時間や空間が持てるようになるといいですね。
一時預かり保育などがもっと普及して一般的になることを望みます。

2020年9月12日(土)・19日(土)・26日(土)朝日新聞朝刊より出典