放映当初から話題だった、テレビ東京系赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」。このたびめでたくレギュラー放送2年目に突入し、さらに話題を呼んでいます。
きっかけは育児休業中の社員の「質の良い赤ちゃん向け番組が少なすぎる！」という思いから
「シナぷしゅ」は毎週月～金曜日、朝7:35～8:00、再放送は5:30～5:55に放映されています。
赤ちゃんの感性を育む！テレビ東京系赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」
https://www.tv-tokyo.co.jp/synapusyu/
この番組ができたきっかけは、1人の育児休業中の社員の思いからだそう。コンテンツ統括部プロデューサー 飯田佳奈子さんは、赤ちゃん向け番組はあまりにも選択肢が少なく、質の良いネット動画も少ないことに疑問を感じていたとのこと。
当時、赤ちゃん向け番組はEテレしかありませんでした。質の高い番組作りが求められる一方で、赤ちゃん向けは視聴率が取りにくく、スポンサーが付きません。「採算が合わない」と民間のテレビ局は手を出さなかったようです。
そのため、国営放送であるNHKしか番組作りができないと言われていました。
監修は東京大学の赤ちゃんラボ
シナぷしゅは、東京大学の赤ちゃんラボが監修を行っています。1つのコーナーは乳幼児の集中力を考えて約2分。オンラインでも配信中で、外出先でも視聴することができます。
4月から外遊びが制限される子ども達のために、元気に体を動かしてほしいと「ジユウたいそう」のコーナーが始まり、人気を呼んでいるとのことです。
アパレル「GU」と共同企画した洋服の販売も好調
現在、シナぷしゅ関連のシールブックや絵本なども販売されており売上は好調とのこと。また今年の3月には大手アパレルGUと共同で開発した子ども服「GU Baby」の新商品が発表され、こちらも好評とのことです。
徹底的な赤ちゃん目線を大切にしており、ポケットの内側にキャラクターをプリントしたり、大き目のボタンを付けてボタンに親しんでもらったりしているとのこと。
赤ちゃんの目線と感性を育むことを大切にしているそうです。
シナぷしゅ × GU baby
赤ちゃんの感性を育むしかけがたくさん！
https://www.gu-global.com/jp/ja/feature/collaboration/kids/pc/
保育園の送迎に間に合う放映時間帯もうれしい
現在Eテレの赤ちゃん向け番組「いないいないばあ」は、朝の8:10～と夕方の4:05～。これでは保育園に通う子どもはなかなか見られない時間帯です。
その点、シナぷしゅは朝7:35～と夕方5:30～なので、見られる子どもたちがかなり増えるでしょう。
この点も働く保護者の目線で考えられている、と好評です。
2021年6月7日(月)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。
https://www.asahi.com/
