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食事にも気をつけよう!食べ物で記憶力アップ!

2022.07.04 |

保育士資格の筆記試験は覚える用語などがたくさんあります。

ご自身の記憶力に不安をおぼえる方もいらっしゃるでしょう。

記憶力をアップするには脳のコンディションを整えることが大切です。

食事で脳に栄養を与えて記憶力向上を狙いましょう。

栄養を意識した食べ物をご紹介します。

 

ブドウ糖

ブドウ糖・グルコースは脳のエネルギー源となる唯一の栄養素です。

ブドウ糖が足りないと脳はエネルギー不足になってしまい、能力を発揮できなくなる恐れがあります。

実際にブドウ糖を摂取して血糖値が高い人ほど記憶力がよかったという記憶テストの結果も出ています。

ただし過剰摂取はNG。血糖値の上昇を抑えるインスリンが大量分泌されることにつながり、眠くなったりぼーっとしてしまう可能性があります。

記憶力向上を意識したブドウ糖の摂取の仕方は「低GI食品」を選ぶこと。

玄米やそば、バナナ、ナッツ、全粒粉パンなどです。食物繊維や酢と合わせて食べたり、ゆっくり食べたりすることでも血糖値の急上昇を抑えられます。

食べすぎないように気をつけ、食後は歩くようにしましょう。

 

オメガ3

「頭がよくなる」としておなじみの「DHA(ドコサヘキサエン酸)」など、毎日の摂取が推奨されている「必須脂肪酸」の一種であるオメガ3。

脳の大部分はこのオメガ3を始めとする脂肪でできています。

脳神経の細胞膜を潤して柔軟に動かす役割をもっており、不足すると情報伝達が滞って記憶や学習能力の低下につながる恐れがあるのです。

脳の記憶力向上のために毎日少しずつオメガ3を摂取しましょう。

オメガ3の豊富な食べ物は青魚やエゴマ油、アマニ油、くるみや緑黄色野菜などです。

 

ポリフェノール

5000種類以上存在するポリフェノールの中には、細胞を酸化ストレスから守る抗酸化作用だけでなく、記憶力をアップさせる作用があるものもあります。

記憶力増強効果があるポリフェノールの一つがカカオの苦味成分「フラバノール(カカオポリフェノール)」です。

勉強中にチョコレートを食べるという方もいらっしゃるでしょう。ストレスから守って記憶力まであげてくれる理にかなった食材です。

またいちごに含まれるポリフェノール「フィセチン」や、ブルーベリーが含む「プロアントシアニジン」、赤ブドウやピーナッツなどが含む「レスベラトール」なども記憶力を高める効果があるとされています。

 

レシチン

記憶力の維持に不可欠な資質の一種、レシチン。記憶の形成に関わる「アセチルコリン」の生成を促してくれます。

大豆と卵黄に多く含まれているので、日本の朝食の定番である納豆・味噌汁・目玉焼きにするだけで手軽にレシチンを摂取できます。

 

脳にたっぷりと栄養を送って記憶力をアップさせましょう。