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実技試験へ向けての対策

2023.05.02 |

筆記試験が終了して、合否判定まで落ち着かないでいるという方もいらっしゃるでしょう。

ギリギリ合格ラインの方も、筆記試験が終わったら実技試験に備えてください。

6月6日のマイページでの結果解禁や6月11日までに届くであろう受験票を待っていたら時間が足りなくなってしまいます。

こちらでは各分野の実技試験対策についてみていきましょう。

 

「音楽に関する技術」にむけての対策

令和5年度前期試験の課題曲は

「幸せなら手をたたこう」(作詞:木村利人 アメリカ民謡)

「やぎさんゆうびん」(作詞:まど・みちお 作曲:團伊玖磨)

の2曲です。

もうすでに練習を始めている方がほとんどでしょう。

楽譜は保育士養成協議会のサイトからダウンロード可能ですし、試験会場にも用意されていますが、自分で演奏しやすいようにアレンジしても問題ありません。

弾き歌いするのは1番のみで、何度も練習することがポイント。

元気よく大きな声を出して歌い、間違えても最後まで笑顔で歌い切ります。家族や友人などに演奏を聞いてもらい、感想を聞いて励みにしましょう。

「言語に関する技術」にむけての対策

課題から1つお話を選んで、3分間という時間の中で3歳児を目の前にしていることを想定しつつお話をします。

身振り手振りを加え、子どもたちにわかりやすく伝えることがポイントです。

子どもたちが集中してお話を聞き、かつ創造力が膨らむような話し方で、オーバーアクションや必要以上の声色の変化は不要。子どもたちの理解度についても配慮しながら台本を考えましょう。

令和5年度前期の試験では以下の4つからお話を選びます。

「ももたろう」(日本の昔話)
「3びきのこぶた 」(イギリスの昔話)
「おおきなかぶ」(ロシアの昔話)
「3びきのやぎのがらがらどん」(ノルウェーの昔話)

インターネットに出ている構成を参考にするのもオススメです。

台本は持ち込めないのであとは暗唱できるようにしましょう。

「造形に関する技術」にむけての対策

音楽や言語に関する技術と違い、造形に関する技術は問題文やテーマが試験当日までわかりません。

45分間という規定の時間内に仕上げるために時間配分を意識しながら本番に即した練習が必要になります。

過去に出題されたテーマを使ってたくさん練習しましょう。

過去の出題テーマをやり尽くしたら、インターネット上に流れている予想問題を作成しても良いでしょう。

ポイントは「提示された条件を満たしていること」「子どもたちがイキイキした表情をしていること」「場面が表現できていること」です。

年齢層や人数、走っている、しゃがんでいるなどの動きや園庭、保育室などの背景を練習しておくと良いでしょう。