大和市が整備をしていた子育て複合拠点「子どもの城」が4月1日にオープンしました。災害時には赤ちゃんと母親のための特化した避難場所になるそうです。
どんな設備が整っているのでしょうか。
小規模保育所・一時保育・病児保育・子育て相談などの複合施設
神奈川県大和市にオープンした「子どもの城」は、県央4市(大和市・海老名市・座間市・綾瀬市)では初となる子育て支援サービスの複合施設になります。
児童福祉法で定められた公私連携型の施設です。保育サービスは年中無休で、随時育児相談に対応しています。
1F:公私連携保育所 ななつぼし 小規模保育施設 定員60人
その他にも、一時預かり・休日保育・延長保育・病児保育・子育て相談・幼稚園の時間外預かりのための送迎ステーションなどのサービスを提供しています。
2F:こどもーる大和
地域の子育て拠点。0~2歳の子どもとその保護者が交流できる場所となっています。最大で30組の受け入れが可能です。
大和市子育て拠点「子どもの城」はこちら
住所:大和市中央1-5-14
電話番号:046-260-1055
http://www.city.yamato.lg.jp/ehon_no_machi/purpose/O/O00028.html
運営している社会福祉法人 県央福祉会 はこちら
http://tomoni.or.jp/
大和市子育て拠点「子どもの城」オープンのニュース
http://www.city.yamato.lg.jp/web/kouhou/n20210401.html
災害時には赤ちゃんと母親のための特化した避難所になる!
これは特筆すべき事項でしょう。災害時には赤ちゃんとお母さんのための特化した避難所になるとのことです。
阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震などの災害時には、授乳やおむつ替え、泣き声で苦労した母親が多かったとのこと。まさに必要とされる避難所ができました。
こちらには3日分の紙おむつや液体ミルクが備蓄されています。
土地建物の設置は市町村、運営は民間の「公私連携施設」は増えている
土地や建物の設置は市町村が行い、運営主体は民間法人に貸与する「公私連携施設は少しづつ増えており、神奈川県内では4自治体目だそうです。
子どもの城は大和駅から徒歩5分の好立地。大和市青少年センターの跡地に建てられました。
鉄筋2階建てで床面積は1,100平方メートルあります。
子どもが親しみやすい西洋のお城をイメージした外観になっています。小田急江ノ島線からはお城の塔が見えるようになっています。
このような子育て支援施設が全国にもっと増えるといいですね
2021年4月15日(木)朝日新聞朝刊より出典