保育士不足が叫ばれ久しい昨今、なんとか解消しようと各自治体は待遇改善などに力を入れています。
注目なのは潜在保育士。資格を保有しながらも保育の仕事に従事していない人は80万人程度もいるとも言われています。
さらに、シニア層の保育士に職場復帰を促す取り組みをしている自治体が増えてきました。
経験豊かなシニア保育士
自分の子どもや孫の世話もしてきたシニア世代。そんな経験豊かなシニア層には現場に復帰してもらわない手はありません。
一度現場を離れたシニア層にとって孫世代を育てることに新たなやりがいを見出している方は多いと言われています。
当時は結婚退社があたりまえだった
シニア層が結婚した時代は結婚退社が当たり前の時代。現代のように結婚出産を経て働き続けるのは、教務職などごく一部の人しかいませんでした。
ですから、保育園不足が社会問題になったこともありませんし、子ども達は幼稚園に通う子の方が圧倒的に多かったのです。
しかも、「幼い子どもを預けて働くなんて子どもがかわいそう」「3歳までは母親がそばにいるべき」と言われていた時代。子どもを保育園に入れるのに風当たりが強かった時代でもありました。
生きがいややりがいを見つけられる
子どもと接するのは本当に体力も精神力のいること。シニア保育士は、日々健康に気を使い規則正しい生活リズムを整えたり、食生活に気を使ったりするようになった方が多いとのこと。
「孫が増えたみたいで元気をもらっている」という方も。
若い保育士のお手本に
若い保育士は最新の保育について勉強してきているので、知識は豊富。しかし経験は少ないです。一方、シニア保育士は自分の子を育てた経験のある方も多く、さまざまなケースに臨機応変に対応できます。
若い保育士は「勉強してきたマニュアルの通り」にはできても、経験値からくる対応はなかなかできません。そんな中でベテラン保育士は若い保育士のお手本になっているようです。
パートタイムや派遣で無理なく働く
若い保育士のように全力フルタイムで仕事ができる人は、シニア層には少ないでしょう。年齢とともに膝や腰を悪くする方もいますし、病気を抱える人だって増えてきます。体力だって若い保育士には勝てません。
シニア保育士が無理なく働けるように、パートタイム制の導入や、時間や曜日を固定するなどが求められます。
今から資格を取得したい方も大歓迎
資格を持っていなくても、現代の保育士不足に何か協力できないかと、シニアになってから保育士の資格を取得する方もいます。
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