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オレンジリボン運動に参加しませんか

2023.01.06 |

岸田総理が念頭会見で4月の「こども家庭庁」の発足に向けて子ども政策の強化の方向性を表明しました。

経済支援や働き方改革の推進と制度の充実をあげていますが、その中でも学童保育、病児保育を含めた幼児教育・保育サービスなど子育て支援サービスの拡充があげられています。

SDGsにつながる取り組みとなっていますが、同じく子どもの虐待問題に取り組む「オレンジリボン運動」をご存知でしょうか。

こちらではオレンジリボン運動についてご紹介します。

オレンジリボン運動とは

子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広める「オレンジリボン運動」。
子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。
オレンジリボン運動を通して子どもの虐待の現状を伝えることで多くの方に子どもの虐待問題に関心をもっていただき、虐待のない社会を築くことを目指しています。

オレンジリボンの起源

2004年、栃木県小山市で3歳と4歳になる二人の可愛らしい兄弟が父親の友人から再三にわたって暴行を受け、地域住民から一時助けられるものの、行政などの不適切な対応から再度暴行を受け、息も絶え絶えの状態で、橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件がありました。

全国でオレンジリボン運動が始まったのはその事件がきっかけです。

オレンジリボン運動を広める児童虐待防止全国ネットワークは、2006年よりオレンジリボン運動の総合窓口 を担っています。

サポーター登録

保育士の勉強をしていると数字の上だけでもどれほどの子どもたちが虐待を受けているか実感するのではないでしょうか。

子どもの虐待防止のためのオレンジリボン運動は個人でもサポーターとして参加することができます。

大々的に必ず子ども虐待防止の活動をしなくては行けないということではありませんが、イベントの参加や情報の拡散など無理のない範囲で強力できるでしょう。

保育士として、子育て支援の一環につながる運動でもあるのではないでしょうか。

子どもたちの虐待の実態に触れ、より理解を深めることができます。

 

令和5年度の学生によるオレンジリボン運動の実施

厚生労働省で主唱していた「学生によるオレンジリボン運動」。

平成27年度(2015年度)からオレンジリボン運動の総合窓口を担う児童虐待防止全国ネットワークが引き継ぎ実施しています。

近い将来親となる若者に対する子ども虐待防止に係る啓発の一環として、学生が主体的に実施するオレンジリボン運動をサポート。

学生の方が若い力でオレンジリボン運動を広め、子どもの虐待問題について一人ひとりが理解を深めて虐待のない社会へとつなげていくことを目的としています。

令和5年度の学生に夜オレンジリボン運動も実施される予定で、7月には学校や学生の募集をされるようです。

学園祭などを利用して行われるので、興味がある方は覗いてみてはいかがでしょうか。