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筆記試験が終わったら…近年の実技試験の傾向と対策

2026年前期の筆記試験を終わったみなさんを、次に待ち受けているのは実技試験です。「筆記が終わって一安心」と思いがちですが、実技試験も対策次第で結果が大きく変わります。
近年の傾向を押さえ、効率的に準備を進めていきましょう。

 

実技試験の基本をおさらい

保育士試験の実技は、「音楽」「造形」「言語」の3分野から2つを選択して受験します。
各分野は50点満点で、6割以上(30点以上)で合格です。
また、実技試験の合格率は約80%と高めで、筆記試験(約20~30%)と比べると突破しやすい試験といえます。ただし、「落ちにくい=対策不要」ではありません。評価基準が明確に公表されていないため、ポイントを外すと不合格になるケースもあることをお忘れなく。

 

近年の傾向①:技術より「保育士らしさ」重視

近年の実技試験では、単純なスキルの高さよりも「保育士として適切か」が重視される傾向があります。
例えば、

・子どもへの声かけが自然か
・安心感を与えられているか
・表情や態度が柔らかいか

といった点が評価されやすくなっています。ピアノや絵の完成度だけでなく、「子どもと関わる姿勢」が重要な評価軸になっている点が特徴です。

 

近年の傾向②:現場を意識した出題が増加

特に造形分野では、単なる描写だけでなく「保育現場を意識した内容」が求められるケースが増えています。
例えば、子どもが遊ぶ環境や安全への配慮など、「実際の保育場面を想定した表現」が出題に含まれることも。つまり、単に上手に描くのではなく、「現場でどう動くか」をイメージできているかが問われています。

 

近年の傾向③:時間内にまとめる力が重要

実技試験では、制限時間内に完成させることが絶対条件です。どれだけ内容が良くても、時間オーバーは大きな減点要素になります。
特に造形や言語では、

・時間配分
・優先順位の判断
・完成度の見極め

といった「実務的な力」が求められます。これは現場での対応力にも直結するため、近年ますます重視されているポイントです。

 

対策①:「本番形式」で練習する

実技対策で最も効果的なのは、本番と同じ条件で練習することです。

・時間を計る
・声に出して練習する
・実際に手を動かす

こうしたトレーニングを繰り返すことで、本番でも落ち着いて対応できるようになります。

 

対策②:客観的にチェックする

実技は自己評価だけでは不十分です。録音や録画を活用し、自分の表情や話し方、進行の仕方を客観的に確認しましょう。
また、第三者に見てもらうことで、「保育士らしさ」が伝わっているかをチェックすることも重要です。

 

対策③:「子ども目線」を徹底する

すべての分野に共通する最大のポイントは「子ども目線」です。

・子どもにとって分かりやすいか
・楽しいと感じられるか
・安心できる雰囲気か

この視点を意識することで、自然と評価の高い内容に近づきます。